ワーママ産科ナースのあれこれ

ワーママナース2歳女の子ママ

帝王切開レポ〜帝王切開の予定日ってどうやって決まるの?〜

帝王切開 予定日の決定

私は35週の妊婦検診時に、主治医と帝王切開の予定日を決めました。

 

私のように緊急ではなく前もって日時を予定して行う帝王切開(選択的帝王切開というのはどういった場合に適応されるのかというと、

 

ママ側の要因として

前置胎盤胎盤が正常より低い位置に付着ししまい子宮の出口を覆っている状態)

②狭骨盤(ママの骨盤が狭く赤ちゃんが骨盤を通り抜けるのが困難な場合)

③児頭骨不均衡(赤ちゃんの頭の大きさと、ママの骨盤の大きさが釣り合っていない状態)

④多胎妊娠 (2人以上の赤ちゃんを同時に妊娠すること)

⑤前回帝王切開 (以前に帝王切開で分娩したことがあって、妊娠した場合)

⑥子宮の手術の既往子宮筋腫核出術など)

感染症HIV、単純ヘルペスウイルスなど)

⑧糖尿病や心疾患などの合併症

⑨高年齢初産婦</p>

などが挙げられます。

 

赤ちゃん側の要因としては

①胎位・胎勢異常(逆子、反屈位、横位)

②巨大児 (出産時の体重が4000gを超える赤ちゃん)

③胎児発育不全 (平均と比べて、成長が遅くなっていること)

 

 

結構多いですよね・・・。これらに該当すれば必ずではありませんが(前置胎盤の場合はほぼ100%のようですが)ママと赤ちゃんの安全を考慮し、医師の判断で予定帝王切開が選択されます。

 

 

 

私は妊娠中期からずっと逆子が治らなかったので、選択的帝王切開が適応となったのです。

 

産院や妊娠状況にもよると思いますが、

私の場合は主治医から「何日がいい?」と希望を聞いてもらえました。 

 

切迫早産で入院していた経緯もあり、

陣痛発作や破水をしてしまっては緊急帝王切開になってしまうので、

 

正期産である妊娠37週に入ってすぐということを前提に、夫と話し合いました。

 

夫には手術当日に来て欲しかったので、仕事の休みを取りやすい日を考慮したのと、

帝王切開は高額医療制度が利用できるので、

入院から退院までの期間、

月をまたがなくて済むような日程を希望しました。

 

高額医療制度は、1ヶ月間の自己負担額が決まっているので、

その月で入院が済めば、はみ出た分が戻ってきます!

 

産院や個人の術後の経過ににもよりますが、

帝王切開の入院期間は大体7日〜10日程度のところが多いので

可能であれば月をまたがなくて済む方がお得ですよ!

 

そのほかにも、誕生日占い的なものやお日柄とかも少し調べたりもしましたが、

キリがないので特に気にしないようにしました。

 

経腟分娩の場合は陣痛が来ないと入院日も出産日も分かりませんが、

予定帝王切開の場合は、入院日も出産日=誕生日も、退院日まで把握できるので

色々と都合をつけやすく、とても良かったです。

 

また、帝王切開の場合は保険適応なので、入っている医療保険から保険金もおりました。

 

もちろん経腟分娩ができないとわかった時は、少し落ち込みましたが・・

悩んでも仕方のないことなので、メリットを最大限生かそう!と途中からは前向きに考えるようにしました!

 

分娩方法がどうであれ、娘が最高に可愛くて愛おしい気持ちは変わりません♡

 

これから帝王切開を控えている皆さん、大丈夫です。

帝王切開は一番安全な分娩方法です。

 

もちろん術後の痛みはありますが、生まれてきた我が子の可愛さで乗り切れます!

術後の痛みの乗り切り方は、別記事で記載します。

 

頑張ってくださいね!!